ファイナンシャルリテラシー|「たった5問」であなたのお金に関するリテラシーが判明!

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前回の投稿は、とあるモンゴル不動産投資の投資資金が回収不能の可能性があるというヘビーな内容でした。

モンゴル不動産投資を巡るトラブルから得た教訓として、お金の知識、すなわちファイナンシャルリテラシーの大切さを痛感させられました。

そこで今回は気分転換も兼ねて、ファイナンシャルリテラシーをセルフチェックできる5つの質問についてご紹介します。

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ファイナンシャルリテラシーとは

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特定分野の「知識」を「リテラシー」と表現しますが、お金に関してはファイナンシャルリテラシーやマネーリテラシーという言葉を最近よく聞きます。

このブログでも何度かご紹介したファイナンシャルアカデミー社もお金のリテラシーを高めることを目的とした専門学校で、代表的なカリキュラムとして「お金の教養講座」というものがあります。

お金の教養講座

ファイナンシャルアカデミー社「お金の教養講座」

ファイナンシャルリテラシーが分かる「5つの質問」とは

お金のリテラシーは何だか分かるようで分からないふわっとした概念ですが、自分のお金のリテラシーを計測できるクイズがあるそうです。

しかもそのクイズはたったの5問なので、お金のリテラシーのレベルを確認するためにぜひ試してみてください。

ちなみにこのクイズは、金融広報中央委員会という団体が「金融リテラシー調査2016年」として2016年に全国の18~79歳の2万5000人を対象に行ったアンケート調査です。

そのため、アンケート結果は性別、年齢別、都道府県別で比較できるようになっているため、自分のレベルを相対的にも測れるようになっています。

お金のリテラシー「5つの質問」

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5つの質問を書き連ねたうえで、後から答え合わせの流れにしてます。

まずは答えを見ずに質問に対する答えを考えてみてください。

Q1

家計の行動に関する次の記述のうち、適切でないものはどれでしょうか。

1. 家計簿などで、収支を管理する
2. 本当に必要か、収入はあるかなどを考えたうえで、支出をするかどうかを判断する
3. 収入のうち、一定額を天引きにするなどの方法により、貯蓄を行う
4. 支払を遅らせるため、クレジットカードの分割払を多用する
5. わからない

Q2

一般に「人生の3大費用」といえば、何を指すでしょうか。

1. 一生涯の生活費、子の教育費、医療費
2. 子の教育費、住宅購入費、老後の生活費
3. 住宅購入費、医療費、親の介護費
4. わからない

Q3

金利が上がっていくときに、資金の運用(預金等)、借入れについて適切な対応はどれでしょうか。

1. 運用は固定金利、借入れは固定金利にする
2. 運用は固定金利、借入れは変動金利にする
3. 運用は変動金利、借入れは固定金利にする
4. 運用は変動金利、借入れは変動金利にする
5. わからない

Q4

10 万円の借入れがあり、借入金利は複利で年率 20%です。返済をしないと、この金利では、何年で残高は倍になるでしょうか。

1. 2 年未満
2. 2 年以上 5 年未満
3. 5 年以上 10 年未満
4. 10 年以上
5. わからない

Q5

金融商品の契約についてトラブルが発生した際に利用する相談窓口や制度として、適切でないものはどれでしょうか。

1. 消費生活センター
2. 金融ADR制度
3. 格付会社
4. 弁護士

「5つの質問」の答え合わせ

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上記の「5つの質問」の正答と簡単な解説をします。

1問20点でご自身が何点取れているか確認してみてください。

A1

4.支払を遅らせるためクレジットカードの分割払を多用する

「家計管理」に関する問題でした。

クレジットカードの分割払いは当然ながら金利が発生し、最大で年間14%もの利息を払うことになります。

A2

2. 子の教育費、住宅購入費、老後の生活費

「生活設計」に関する問題でした。

老後費用、住宅費用、教育費用は、「人生の3大費用」といわれており、ファインナンシャルプランニングを行う際に必ずおさえるポイントです。

A3

3. 運用は変動金利、借入れは固定金利にする

「金融知識及び金融経 済事情の理解と適切 な金融商品の利用選択」に関する問題でした。

金利が上昇する際は、資産運用側は変動金利にしておけば運用利益を多く得られますが、反対に借入れは、固定金利にすることで将来の金利支払いの上昇リスクを回避します。

A4

2. 2 年以上 5 年未満

「金融知識及び金融経 済事情の理解と適切 な金融商品の利用選択」に関する問題でした。

借入が10万円で20%の金利の場合、単利であればちょうど5年で借入額は倍になることは誰でも分かると思います。

福利であれば借入額が倍になる期間が多少早まるため、直感的に2年以上5年未満が答えであることが推測できます。(真面目に計算しても良いですが、お金のリテラシーという意味では感覚を養うこともおすすめです)

A5

3. 格付会社

「外部の知見の 適切な活用」に関する問題でした。

格付会社は、金融商品または企業・政府などの信用状態について評価する企業であって、金融トラブル時に相談する窓口ではありません。

代表的な格付け会社として、米国のS&Pやムーディーズ・インベスターズ・サービス、欧米系のフィッチがあげられます。

「5つの質問」の結果 統計情報

冒頭でもご説明の通り、この「5つの質問」は金融広報中央委員会という団体が「金融リテラシー調査2016年」として、2016年に全国の18~79歳の2万5000人を対象にインターネットを通して行ったアンケート調査です。

アンケートの結果、興味深い統計情報が出されているのでご紹介します。

男女別の平均点

男性が平均53.6点女性が平均50.8点でした。

一家の家計管理は女性が行っていることが多い印象ですが、今回のアンケート結果から考えると、男性の方が家計管理に向いているのかもしれません。

年代別の平均点

年代別で見ると下図の通りで、年配ほど点数は高くなり、トップは60代の58.6点でした。

私が属する30代は48.4点という結果で、半分も正解していないことになりますね。何とも情けない。

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(出典:「金融リテラシー調査2016年」)

都道府県別の点数

都道府県別のトップは長野県、ワーストは沖縄県となりました。

沖縄の知り合いを思い浮かべると、ワースト1位って分かる気がする。

【リテラシーポイントの高いトップ5県】
→ 1. 長野県55.8点、 2. 徳島県55.3点、3. 大分県54.6点、4.岐阜県54.5点、4.香川県54.5点

【リテラシーポイントの低いワースト5県】
→ 1. 沖縄県 47.1点、 2. 山梨県 47.6点、3. 山形県 47.8点、4. 鳥取県 48.4点、5.佐賀県 48.7点

ちなみにA氏のお金のリテラシースコアは・・・

どうでもいいかもしれませんが、わたしのお金のリテラシースコアは80点でした!

こんなにお金の記事をたくさん書いて、いろんなこと調べまわっているから絶対100点だと思っていたのですが、恥ずかしい限りです。

間違えたのはQ2の「一般に「人生の3大費用」といえば、何を指すでしょうか」という設問で、私は「1. 一生涯の生活費、子の教育費、医療費」を選択しました。

私の中では家の購入なんてどうでもいいんですよね。

でも親の介護費は軽視しちゃまずいか。。。

日本のファイナンシャルリテラシーは驚くほど低い!

世界2大格付け会社と言われる米国スタンダード・アンド・プアーズ(S&P社)が2015年に行った調査によると、日本は国際的にファイナンシャルリテラシーのレベルが低い結果となってしまいました。

詳細を見てみましょう。

主要先進国ではブービー賞


(引用:http://gflec.org/wp-content/uploads/2015/11/Finlit_paper_16_F2_singles.pdf)

左上のグラフの通り、主要先進7カ国の中で日本はイタリアに次いで低い結果となりました。

全世界で見ても低ランク

また全世界のファイナンシャルリテラシーは下グラフの通りで、日本は第38位に留まっており、GDP大国の名が泣きます・・・。

日本のファイナンシャルリテラシーが低い一方で、ノルウェー、スウェーデン、デンマークの北欧3国のスコアが高く、金融の基本を理解しているのが分かりました。

アメリカにはもちろん、イギリスにもオーストラリアにもシンガポールにも負け、挙句の果てに財政破綻しそうだったギリシャにも負けました。(嘘でしょw)

この調査結果から、ファイナンシャルリテラシー向上が日本の課題であることが分かります。

日本のファイナンシャルリテラシーが低レベルな理由

スタンダード・プアーズ社の調査がこのような結果となった理由を考えてみましょう。

そもそもお金の教育が存在しない

小学校~高校の授業を思い出してみてください。

日本人はお金や資産形成・運用に関する教育を全く受けてないことが分かります。

一部、私立で授業があるかもしれませんが、少なくとも国公立系はファイナンスの教育を受けてないはずです。

そもそもファイナンシャルリテラシーを鍛える機会が無かったのですから、テスト結果が低いのは仕方ありません。

世界のリテラシー教育はどうか?

海外先進国の多くがお金に関する教育を手厚く行っています。

欧米ではファイナンスについて小さいころから学びます。

また日本のようにサラリーマン1本の仕事をするのではなく、複数の収入源を持つ価値観が許容される国もあります。

ファイナンシャルリテラシーは必須知識!

ファイナンシャルリテラシーがあると無いとでは、お金の余裕が全くもって違います。

リテラシーの無い人生は損をすることが多く、得をする場面を見過ごしたりします。

お金を直接的、もしくは間接的に得る機会を失うことを意味します。

ファイナンシャリテラシーは、必ずしも投資で利益を上げるノウハウや知識ということではありません。

生涯にわたって起こりうるライフイベント全てに関わる一般消費者が身に着けるべき生活の知恵です。

例えば・・・

  • 子どもが生まれて教育資金の準備を始める時はどうしますか?
  • ローンを組んで住宅を購入する場合、頭金はいくらで、何年ローンをくみますか?
  • 老後資金はいくら必要で、今からどのように準備すれば間に合いますか?

上記は全てファイナンシャルリテラシーが強く関係する課題です。

身近に感じますよね?

ファイナンシャルリテラシーは職業に関わらず生涯使える武器ですので、若いうちから身につけておくことを強くおススメします。


以上、本日はここまで。

息抜きがてら、お金のリテラシーのクイズについてご紹介してみました。

それでは!

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