楽天証券のロボアドバイザー:楽ラップについて、運用実績の月次公開を行います。
楽ラップとは、前回投稿したTHEOと同様で投資家の嗜好に合わせてコンピューターが自動的にポートフォリオを組み、運用してくれるものです。楽ラップに関して詳しく知りたい方は、先日の投稿をご覧ください。
楽ラップは7月2日にサービスリリースとなったのですが、私は速攻で申し込み、7月6日から楽ラップの運用を開始しました。
毎月中旬ごろに、楽ラップがどのようなポートフォリオでどんな実績を上げているか報告しています。
それでは、楽ラップの実績報告を始めます。
【楽ラップの最新の運用実績はこちら】 |
楽ラップから運用実績を確認
楽ラップは楽天証券内の一メニューとして組み込まれています。
楽天証券にログインしてメニューバーを見ると、「楽ラップ」のボタンがあるのでクリックします。
楽ラップ資産の合計
楽ラップボタンを押すと上図の楽ラップトップが表示され、資産の合計金額が表示されます。
今回の評価額は99,959円となっており、-41円とわずかですが評価損が出ています。
前回報告時点の評価額が101,567円だったので、約-1,600円マイナス評価になったようです。
楽ラップのポートフォリオ
投資ファンド分類 | 配分金額 | 配分比率 |
国内株式 | 13,062 円 | 13% |
外国株式 | 208 円 | 20% |
国内債券 | 28,073 円 | 28% |
外国債券 | 29,729 円 | 30% |
REIT(リート) | 5,901 円 | 6% |
その他 | 0 円 | 0% |
現金/MRF | 3,186 円 | 3% |
楽ラップを始める際、いくつかの質問に答えると自動的にポートフォリオの配分が決まります。
「楽ラップ」のトップ画面の資産合計額の下に、上表のような資産種類ごとの投資金額・比率を示した表示されます。
上表はまさに私のポートフォリオですが、ご覧の通り債券割合が約60%となっており、「安定嗜好の投資家」と判断されたようです。
おおよそこの割合を保って、運用期間中の投資商品の売買がなされます。
楽ラップの保有銘柄一覧
上記で見たポートフォリオのさらに下へスクロールを進めると、下表のような保有銘柄一覧が表示されています。
楽ラップの投資商品はインデックス投信となり、その点は海外ETFへ投資するTHEOとの大きな違いと言えます。
銘柄/ファンド名 | 評価額 | 評価損益 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート日本株式インデックス・オープン | 13,062 円 | +430 円 |
【楽ラップ専用】たわらノーロード 新興国株式<ラップ向け> | 3,404 円 | +264 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン | 5,475 円 | +249 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン(為替ヘッジあり) | 9,673 円 | +261 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート新興国株式インデックス・オープン | 1,456 円 | +110 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート日本債券インデックス・オープン | 28,073 円 | -815 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン | 5,041 円 | +58 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり) | 21,648 円 | -287 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート新興国債券インデックス・オープン | 3,040 円 | +49 円 |
【楽ラップ専用】たわらノーロード 国内リート<ラップ向け> | 2,969 円 | -29 円 |
【楽ラップ専用】たわらノーロード 先進国リート<ラップ向け> | 2,932 円 | -58 円 |
評価損益額合計 | +232円 |
(+)と(ー)と混在しているものの、合計では+232円となっています。
ここで一つ疑問に思うのが、保有しているインデックス投信の評価合計はプラスなのに、なぜ私の楽ラップ資産全体では-41円となっていたのでしょうか?
その理由ですが、楽天証券へ楽ラップの運用手数料を毎月支払っているためです。
楽ラップは年間約1%相当の運用手数料がかかり、その手数料の請求は月割換算で行われるので、例えば10万円の楽ラップ資産があれば、10万×1%÷12カ月にあたる手数料を毎月支払うことになります。
運用で多少のプラスを出したとしても、年間1%以上のプラスを出さなければトータルでマイナスになってしまうということですね。
THEOと楽ラップの実績比較
今後、THEOと楽ラップのロボアドバイザーサービスの運用比較を行うことを企画しています。
両社とも運用にかかる手数料が年間約1%と似通っているため、比較するには面白い題材だと思います。
楽しみにお待ちください。
以上、本日はここまで。
今回で三回目の楽ラップ実績報告でしたが、初の評価損となってしまいました。
がんばれ楽ラップ!
それでは!
コメント