【ミャンマー投資】不動産に投資できるのかしら??

ミャンマー投資

前回の投稿までは、主にミャンマーへの株式投資を中心に書いてきました。

今回は趣向を変え、ミャンマー不動産への投資について書きたいと思います。

「これから間違いなく成長するミャンマーに先行投資できないか!?」と考えるフロンィア投資家は多いものの、前回までの投稿でも書いた通り証券市場がなく、早くとも開設されるのは2015年。それを待ちきれない外国人投資家は不動産投資だ!となるわけです。

 

外国人はミャンマーの不動産へ投資できるの?

外国人への使用権譲渡を禁じる「1987年不動産譲渡制限法」があり、不動産にも投資できない状況です。そんな状況なのに不動産投資家を募る輩もいて、それらは大体が詐欺まがいのありさま。

しかし、ここへきて外国人の不動産投資を認める「コンドミニアム法」が2015年1月から国会で審議されることになり、現地デベロッパーがにわかに色めきたっています。

それどころか、なんと多くの業者が「もう販売しているから、早く買いに来い」とか言っているようです。法律もないのに、一体、何が起きているのか…。

 

現在のミャンマー不動投資の最前線で起きていること

ミャンマーでは土地は国家の所有であり、現在、効力を持っている「不動産譲渡制限法」は、外国人への使用権譲渡を禁じているというのは冒頭説明した通りです。

ではどうやって外国人に不動産を販売しているのか?
カラクリは単純、「名義貸し」です。

ミャンマー人に金を渡して使用権を取得させる「名義貸しでの不動産投資」が行なわれているわけです。これがまたいろいろとトラブルを引き起こしており、金を貸したミャンマー人が行方不明になったりと、様々な詐欺の報告が上がっています。

一方、先ほどふれた審議中のされる「コンドミニアム法」は、アジアの諸外国(タイやカンボジア)のように外国人にも不動産所有権を認める方向です。

リスクを取って投資してこそ大きなリターンが得られるのも事実ですが、法律に抵触するリスク、詐欺に遭うリスクを勘案すると、現時点での投資はオススメできません。

「コンドミニアム法」の早期成立を切に願います。

 

 

 

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