金・ゴールド|ジョージ・ソロスも参戦!金投資が加熱中!の理由は?

金/ゴールド

今年に入って日経平均株価や中国上海市場は下落基傾向にあり、海外の株価は方向感の定まらない動きをしています。

そんな不安定な市場動向の中、安定した動きを見せる数少ない投資商品として金・ゴールドが脚光を浴びています。金の価格は今年に入って実に20%程度上昇しており、世界の投資家が注目しています。

「有事の金」とも言われる金・ゴールドが、なぜこのタイミングで買われているのか?専門家の見解等を交えつつ、その理由を探ってみたいと思います。

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金・ゴールドの価格が上昇中

金・ゴールドのチャート

(出典:楽天証券の金チャート)

上図は金・ゴールドの価格推移を表しています。ご覧の通り、2016年に入ってから金の価格は上昇の一途をたどっています。

2014年~2015年にかけては先進国中心に世界同時株高、日本においてはアベノミクス相場という好景気期間であったため、金の価格は下落傾向でした。

それが2016年に入って一変し、1月に起きた世界同時株安を契機に金価格が上昇を始めました。

金・ゴールドが買われる理由

それでは、なぜ「有事の金」を投資家たちは買っているのか?その理由は諸説ありますが、以下の2点を指摘する専門家が多いようです。

中国、欧州等を中心に世界経済への懸念増加

中国経済が崩壊すると予測する書籍は日本でも多数出版されてますが、実際に中国が今年の経済成長率を6.5~7%に実質引き下げるなど、新興国経済の成長にブレーキがかかっています。

そのうえ米国の追加利上げの行方やテロ不安の拡大など、世界経済の先行きに対する不透明感が強まってきています。

またギリシャ問題以降、一見落ち着きを取り戻したかに見える欧州経済ですが、EU圏の構造的な問題が残っており、そこから新たなギリシャのような問題が勃発することが懸念されています。

マイナス金利

金の国際調査機関であるワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)の市場分析責任者であるアリスター・ヒューイット氏は、「マイナス金利政策により生じた不確かさを要因として、投資分野が金需要の最大の担い手となった」と指摘しています。

WGCは、マイナス金利政策によって以下のような変化が起き、金への投資が増えた可能性を示唆しています。

(1)金利低下に伴う金保有コストの低下
(2)年金基金や外貨準備の運用における投資候補の減少
(3)通貨戦争や為替介入の恐れによる不換紙幣に対する信用の低下
(4)金融政策の出尽くし感による先行き不透明感や市場の動揺

ジョージ・ソロスも金投資へ動いた!

ブルームバーグの報道によると、ジョージ・ソロス氏の投資ファンドは2016年1~3月期に米国株への投資額を年末時点から37%も減らした一方で、カナダにある世界最大の産金会社の株式を大量取得したとのことです。

ソロス氏は別のインタビューでも「中国経済の危機は長期化する」や「2008年のリーマン・ショック時と似ている」と指摘しているので、中国経済の悪化による世界的な不景気を想定し、金に資金を振り向けていると見ることができます。


以上、本日はここまで。

金・ゴールドの価格が上昇しているのは、やはり世界経済への懸念が高まっている証拠かもしれません。私も近いうちに景気を減速させる大きな出来事が起きると思っています。これからも世界経済、日本経済の行方を注視していきたいと思います。

それでは!

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