IPO投資|SBI証券は資金力が重要?当選確率を上げる方法の考察

IPO

先日の投稿で、IPOの当選確率を上げる方法について書きました。

その投稿では、IPOの幹事になる機会が多く、資産の大きさ等に左右されない公平抽選方式を持つSMBC日興証券とマネックス証券、そしてポイント制度を持つSBI証券の3つでチャレンジするという結論になりました。さっそくSMBC日興証券とマネックス証券に申し込んだところです。

SMBC日興証券とマネックス証券は公平抽選方式ということで、1件のIPO銘柄に対して当選確率はどの口座も平等です。つまりこの2社の証券口座においては、当選確率を上げる方法はなく、ただひたすらに申し込むのみとなります。

しかしSBI証券は抽選方式がある意味不公平で、且つポイント制度という独自方式もあります。そこで今回はSBI証券の当選確率を上げる方法について研究したいと思います。

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抽選狙いとポイント制狙い

SBI証券のIPOでの当選方法にはは2通りあります。一般的な「抽選」と「IPOチャレンジポイント」です。

「抽選」は個人客への配分予定数量の70%が割り当てられ、IPOチャレンジポイントには残りの30%が割り当てられています。

それぞれ詳細を見ていきます。

SBI証券の「IPO抽選」

SBI証券の抽選は、申込み口数に対する「抽選」です。申込み口数が多ければ多いほど抽選対象が増え、当選確率が上がる仕組みになっています。

つまり、資金力がある人ほど有利な方式と言えます。

簡単な例をあげてみます。

【例】

・SBI証券に対するIPOの配分枚数が10,000枚で総申込者枚数が100,000万枚
・申込み単位は1口=1株100,000円
→私の資金が100,000円の場合は1口のみ申込みできるため、当選確率は10%
→私の資金が200,000円の場合は2口の申し込みができるため、申込みを2口に増やしたら当選確率は20%

上記の例のように、SBI証券のIPO申込み全体の7割にあたる抽選において、申込み口数に応じて当選確率が変動する形式になっています。

またSBI証券ではIPO申し込み時に前受金が不要ではありますが、抽選時には口座残高に応じた口数のみが対象となります。

上記の例で言えば、資金が100,000円しかないのに2口を申し込む(200,000円相当)ことはできるものの、後日おとずれる抽選時になってもなお100,000円しか口座残高がなければ、抽選対象は1口分しかないことになるため注意しましょう。

SBI証券の「ポイント制度」

これまでも何度か紹介してますが、SBI証券にはIPOチャレンジポイントという制度があります。

分かり易く説明すると、IPOの抽選にハズレると1銘柄毎に1ポイントづつポイントが貯まっていきます。(有効期限は無し)

そして貯め続けると、IPOが必ず当選出来るというとんなもない!!システムです。

とあるブロガーさんのIPO実績によると、ポイント使用で超人気のIPO銘柄を300株も当選し、84万円もの利益を上げたそうです。1P単価を計算すると約4,000円もあったそうです。

IPOへの申し込みは無料ですので、外れても4,000円相当のポイントがもらえる、なんて素晴らしいシステムでしょうか!

ちなみにポイントを使う場合、ポイント数が多い人から当選していくことになるので、長く続ければ、いつかは誰もがIPOに当選することになります。

ちなみにポイントを使って当選した場合はポイントは没収されますが、ポイントを使って抽選を外れてもポイントは残るのでご安心ください。


 

以上、本日はここまで。

SBI証券の抽選方法は資金力がある人があたりやすいということがよく分かりました。ただしそれだけだと資金力が少ない小規模投資家の不満が募るため、IPOチャレンジ制度というものがあるのでしょうね。

私はさっそく口座残高を増やし、今後は1銘柄100万円を目途にIPOに申し込んで、様子を見ていきたいと思います。

それでは!

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