簡単にお金10万円を稼ぐために、年間の利回りを10%出す。
前回の投稿で、上記の戦略(方向性)を示し投資信託でこの戦略に向けた具体的な方法論を考え始めました。
投資信託の特性について基本的なことを説明したあと、楽天証券の500本以上もある投資信託商品の中からスクリーニングをかけ、7本まで絞れました。スクリーニングをかけるのはとても簡単で誰でもできますよ。
しかし、その7本のうち6本はREIT関連であり、これだけ購入するわけにはいかず、ポートフォリオという観点を加える必要があるという話でした。
最適なポートフォリオとは?
正直、ポートフォリオに答えはありません。
ググってもらうと分かるように、みないろんな考えを持って、リスクと期待リターンを計算して、これが最適なはず!と答えを出してます。
でも正解があるのではなく、要するに期待の範疇を超えないわけです。
リスクを多めに取ったから大きなリターンを得る可能性も高まったとか、期待リターンを小さくしたから損失リスクも小さくなるだろうとか。
さてそんな答えも無い中、「簡単にお金10万円を稼ぐために、年間の利回りを10%出す」ようなポートフォリオってどんなものなのか。
年間利回り10%というのは、投資信託では大変強気な姿勢です。一般的には5%前後を狙ってポートフォリオを組むことが多いそうです。
ですから、10%を取りに行くには相応のリスクを受け入れる必要があります。
投資対処は大きくわけると株式・債券・不動産、そしてそれぞれに国内と海外の商品があります。
債券はリスクが低い反面、期待リターンも低いため、今回のポートフォリオには積極的に入れることはできません。ですから、株式と不動産を厚めに入れます。
あくまで主観ですが、ざっくりと内訳を示すならば、株式;5、不動産;3、債券;2くらいがちょうど良いかと思います。
国内と海外、どちらの投資信託を選ぶべきか
株式・不動産ともに期待リターンは海外の方が期待リターンが高いので海外で。債券は、国内だと期待利回りは限りなく0に近いので、こちらも海外で。
海外を選ぶ理由は単純に期待リターンの大きさだけではありません。日本の将来を考えると、生産人口が減る=GDPが縮小する → 平均株価は下がると私の中に仮説があり、投資先を厳選すれば海外の方がリスクが低いと考えてます。
まとめると、海外株式;5、海外不動産;3、海外債券;2くらいの割合で投資するという結論になります。実際に私もこれに似たポートフォリオで運用しています。(少し国内債券も入れてますが)
リスク分散について、ポートフォリオという観点以外で、もう一つ重要な要素があります。
「期間の分散」によるリスク分散
期間の分散とは、投資対象に一気にお金を入れてしまうのではなく、少しずつ投資していく方法です。元手の上限が決まっているのであれば、1年〜2年ほどかけて分割して投資するのが良いでしょう
世の中的には、ドルコスト平均法という投資手法として有名ですので、詳細はググって調べてみてください。
以上、本日はここまで。
ここまででポートフォリオと投資のタイミングについて説明してきました。残るは、どの投資信託を購入するのか?という点です。
次回は投資信託の選択について見て行きます。
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