【モンゴル不動産投資】投資の最終ジャッジは?

モンゴル投資

先日よりご紹介してきたモンゴル不動産投資「モンゴル・ウランバートル市再開発プロジェクト」について、投資の最終ジャッジをお知らせします。

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本投資案件のおさらい

最終ジャッジをお知らせする前に、再度、このモンゴル不動産投資の概要を振り返ります。本件のスキーム、利回り等の条件は以下のような内容でした。

①モンゴル不動産建設 兼 販売:スタンダードプロパティ社が建設前時点で日本の投資家に完成予定不動産の所有権を販売します。日本の投資家の購入パターンは2つあって、1つ目が区分所有、2つ目が共同所有型です。

②ある程度建物が出来上がったら、モンゴル現地市民へスタンダードプロパティ社等の不動産業者が販売します。

③2017年4月になったら、その区分を所有する日本の投資家は償還金を受け取ります。区分所有していれば出資金の12%程度の利回り(米ドル建て)。共同所有していれば出資金の10%程度の利回り(円建て)です。

契約までの流れ

まずは説明会に参加し、申込み意志があることを書面で提出します。申込書を提出したら、おまけでワインを頂きました★しかも希少品。

後日、契約書のドラフトが送られてきます。問題なければ、正式な購入申込書とともに返送します。

私も契約書を熟読し、ほぼ問題ないことを確認しました。ただ、一点だけ気になることとして、決済スキームに「合同会社IAE」という会社が間に入ることです。

共同所有タイプで購入する場合、先ほどご説明の通り円建て決済となりますが、円建ての場合はIAEが間に入ることになってます。

合同会社IAEのホームページを見ると、とっても安く作られたページで、適当な会社のように見えます。「業務拡大につきホームページをリニューアルしました」って、リニューアルしてこれかよ!って誰でも突っ込みますよね。こんな会社が間に入るなんて、不安。。。

一方でドル建てであれば直接スタンダードプロパティ社へ振り込むことになるので、IAEは本当に円→ドル or モンゴル通貨にするためのスキームに過ぎないとは思いますが。

でも、個人的にはブラックボックスができるようで、嫌なんですよね。

最終ジャッジ

投資を見送ります!

すみません。ここまでこのモンゴル投資案件を褒めてきたにも関わらず、最終ジャッジは投資しないです。

このモンゴル不動産投資自体はとても良い商品だと思います。しかし、このジャッジに至ったのは外部要因によるところが大きいです。外部要因とは、2016年に入ってから続く世界的な株価下落です。

もしこれが金融危機につながるようであれば、モンゴルにも信用不安が飛び火することで、こういった都市開発プロジェクトに悪影響が出る可能性も考えられます。

また、今回の株価急落は株式関連の投資チャンスでもあります。底値で投資することができれば、モンゴル不動産で1年間寝かせて10%の利益を得るよりも、圧倒的なパフォーマンスを得る可能性があります。リーマンショック後の底値付近で投資できれば、2倍~3倍は当たり前のように稼げました。

ということで、世界的な株価下落、金融危機の懸念から投資を控えるとともに、投資のチャンスを待つために、モンゴル不動産投資は諦めることにしました。


以上、本日はここまで。

今回はモンゴル不動産投資は諦めましたが、このプロジェクトは第5期くらいまで毎年のように続くそうなので、投資環境が改善された頃に参戦したいと思います。

それでは!

コメント

  1. mitani masato より:

    mani mani様
    こんな不動産投資不適な時代にも一生懸命研究されている人がたくさんいらっしゃるんだなということで、大変興味深く楽しく読ませていただきました。
    私は平成13年ごろを中心に、主に借地権付オンボロ戸建住宅で東京駅25分以内を目標に競売にて7戸ばかりをゲットしました。あれから15年オンボロは超オンボロになりましたが、いろんなトラブルや本人訴訟などを経て好利回りを享受しています。ただ、平成4年以前に投資しました4000万円ほどの不動産物件は土地のみであったりと、ほぼ5分の1以下に凋落しています。インドネシアのジャカルタに何度か行き、かの都市の将来性をうらやましく見ています。

    • A氏 より:

      mitaniさん

      コメントありがとうございます。
      最近になって私も不動産投資の面白さに魅了され、夢中で物件探し中です。
      mitaniさんの所有物件を見て驚きました。立地以外は明らかに誰も選ばないような条件ばかり、ニッチ市場の開拓者ですね。
      海外不動産ですが、新興国・後進国は確かにキャピタルゲインが非常に魅力的ですね。一方で業者リスクがかなり大きいというイメージがあります。私の友人中にもフィリピン投資で、日本人の仲介業者が逃げ、直接フィリピンのデベロッパーとやりとりするもラチがあかないと大変苦労している人がいます。
      不動産価値は人がコントロールできないので諦めがききますが、詐欺、もしくはそれに相当する事象に巻き込まれたらどこに怒りをぶつけていいのやら。
      その意味でも、私はまず業者を自分の目で選ぶことができる日本から不動産投資を始めたいと思ってます。

  2. cherryheart より:

    A氏様

    今更ながらコメント失礼いたします。
    私は今不動産業に携わっていまして、こちらのブログが大変興味深く仕事の合間をみては熟読させていただきました。
    今回コメントさせていただきましたのは現在私が携わっている事業をA氏様に客観的に見ていただきたく思いコメントいたしました。
    一度お話を聞いていただけませんか?
    ご返信よろしくお願いいたします。

    • A氏 より:

      cherryheartさん

      コメントありがとうございます。

      不動産業は儲かってますか?不動産投資初心者の私はまだ1件も変えずにリサーチ中です。

      事業の概要を簡単にご紹介いただけないでしょうか。連絡方法を私のプロフィールの最下部にある問い合わせフォームからご連絡ください。

      それでは!

      プロフィールページ:http://www.mani-mani-money.net/?page_id=430

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