ロボアドの運用実績 2021年版|WealthNavi、THEO、楽タップで一番利益を出したのは?

ロボアドバイザー

AIが自動的に投資銘柄を選んでくれたり売買してくれたりするロボアドバイザーが登場して、はやくも5年が経過しました。

 

多くのサービスが登場するなか、どのロボアドバイザーが最も優れているか知りたいですよね。

 

そこで今回は代表的なロボアドバイザー:WealthNavi、THEO、楽ラップを取り上げて、2021年の運用実績を比較したいと思います。

 

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ロボアドバイザーとは?1分で超速解説!

まずはそもそもロボアドを知らない、もしくは詳しくない人向けに「1分で分かるロボアド解説」を提供します。

 

ロボアドバイザーのことを既に知っている人はこの章をスキップして、次章のロボアド三銃士の紹介へ進んでください。

 

ロボアドバイザーは完全なるお任せ分散投資

リスクを低減する時に分散投資が大切とよく聞きますが、投資に慣れてる人であっても、銘柄選びは面倒で難しい作業です。

 

ロボアドバイザーは分散投資の大変な作業を瞬時に解決してくれます。

 

例えばTHEOの場合は、30種類以上のETFから10前後をピックアップして、ポートフォリオを組んでくれます。

 

THEOの分散投資

 

ロボアドバイザーのメリットとデメリット

ロボアドバイザーのメリットとデメリットを以下の通り精しました。

【ロボアドのメリット】

  • 手間なく分散投資できる
  • 運用中にリスク回避や収益最大化のための売買を自動的に行ってくれる
  • コストは残高の0.5~1%と従来の一任運用(ラップ口座)よりコスト安

【ロボアドのデメリット】

  • ETFや投資信託に自力でポートフォリオを組むよりもコストが高い
  • 個別株に比べて短期的な利益が望めない

 

最大のメリットは手間なく世界中に分散投資できる点で、従来のお任せ型よりもコストが安いことです。

 

一方でデメリットとしては分散投資なので、個別株のように短中期で2倍3倍と大儲けすることはありません。(逆にリスクを抑えられるというメリットでもある)

 

また投資信託やETFを上手に選ぶことができ、その作業を手間と感じない人は、自分でポートフォリオを組んだ方がコスト的にお得です。

 

以上より、ロボアドバイザーは完全お任せで賢く運用したい人に向いている投資サービスです。

 

ロボアド三銃士のWealthNavi・THEO・楽タップ

ここからはロボアドバイザーを代表する3つのサービスをご紹介します。

 

既に知っている人は、この章をスキップして本題の2021年度の運用実績比較へ進んでください。

 

WealthNaviとは

投資対象:海外ETF 約7種類に投資することで約50か国1万1000銘柄に分散

特徴:ノーベル賞を受賞の論文を参考にした投資アルゴリズム

公式HP:WealthNavi

 

ロボアドバイザー業界のNo1シェアといえばWealthNavi(ウェルスナビ)です。

 

設立は2015年と10年にも満たないベンチャー企業ですが、30万人以上の投資家、6,000億円以上の運用実績を上げています。

 

ベンチャー企業とはいえ多くの金融機関や大企業が既に提携しており、信用度の高さが分かります。

豊富な提携実績

 

 

 

THEOとは

投資対象:海外ETF 約30種類への投資により世界86カ国・11,000銘柄へ分散投資

特徴 :日本のロボアドバイザーの先駆者で、直近はSMBCグループと連携強化

公式HP:THEO

 

日本のロボアドバイザーにおける先駆者として、ロボアド三銃士で最も早くからサービスを開始しました。

 

「お金のデザイン」というベンチャー企業が運営を行っており、海外ETF30銘柄も対象としているため、非常にきめ細かい分散投資が実現できます。

 

現在はSMBC日興証券に一部事業を情景することでグループの相乗効果で顧客拡大をしており、10万以上の投資家と1,000億円以上の運用実績があります。

 

楽ラップとは

投資対象:投資信託 約20種類の投資により国内・外多数の銘柄へ分散投資

特徴 :大手ネット証券の楽天証券が運営し、投資信託で運用

公式HP:楽ラップ

 

最後にご紹介するのが楽ラップです。

 

「楽」の字が示すように、楽天証券が提供するロボアドサービスです。

 

楽天証券が既に600万口座以上保有する顧客に向けて始めたサービスで、5万口座以上の投資家が利用しています。

 

THEOやWealthNaviがETFを運用対象とする一方で、楽タップは手数料の安いインデックス型の投資信託で運用を行う特徴があります。

 

 

2021年の運用実績の比較

ここからが本題、ロボアドバイザー三銃士の運用実績を比較したいと思います。

 

まずは金額ベースの実績比較を見てみましょう。

青棒が2021年1月の残高、オレンジ棒が2021年12月の残高を示しています。

 

三銃士いずれも年末のほうが残高が多いため、全サービスでプラス収益が出たことが分かります。

 

しかしもとの投資残高が異なるため、この比較ではどのサービスが最もパフォーマンスが高いか分かりませんね。

 

最も優れたサービスが分かるように上昇率で比較してみましょう。

 

上図は2021年1月時点を「1」とみなして、2021年12月末時点の上昇率を表したものです。

 

収益率が高い順に並べるとWealthNaviが+23%THEOが18%楽ラップが+7%となりました。

 

ということで、2021年度のロボアドバイザー・パフォーマンスアワードはWealthNaviです!(あくまで筆者の口座が前提なので、他の投資家が必ずそうなるとは限りません)

2021年度 ロボアドバイザー比較の結果

1位:WealthNavi  2位:THEO  3位:楽ラップ


以上、本日はここまで。

それでは!

 

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